満腹中枢を刺激せよ！ 無料レポート配布！
世の中にたくさんあるダイエット方法ですが、続けられなければ意味がありません。真新しいことでは、これまでの生活スタイルを変えなければならないのでハードルが上がってしまいます。続けるということならば身近であればやりやすいですよね。
身近なことで、簡単にすぐ実行でき効果のある方法があります。それは、「時間をかけてゆっくり食べること」です。具体的には、1口ごとにお箸を休めたり、小さなスプーンでよそって口に運ぶ回数を増やしてみたり、ゆっくりたくさん噛んでみたり、利き手でない方で箸を持って食べるなんて良いんじゃないでしょうか。こうやっていれば、だんだん食べることに疲れてしまいます。まさにそこが狙いなのです。 よく噛むことが、ダイエットに対して有効であることは実証されているのですから。
満足いく食事とは、味そのものや食事環境ももちろんですが、からだの反応としては満腹感を得る事が重要です。満腹感を得るためには、満腹中枢とと呼ばれる部位が刺激される必要があります。脳の脳視床下部に満腹中枢は存在し、刺激を受けて摂食行動が抑制されることになります。つまり、「もう満足だからこれ以上食べなくても大丈夫」という指令を出すのです。ではどのように満腹中枢を刺激するのでしょうか。
満腹中枢を刺激するためには、胃にある程度の重量が入ったり、血糖を上げる必要があります。食事によって血糖を上げるには、デンプンの消化吸収速度が作用します。口に食べ物が入れば、唾液が分泌され、ダ益虫のアミラーゼという酵素がでんぷんを糖に分解します。唾液は、食べ物が舌や口の中の粘膜に触れることで反射的に分泌されることから、口の中により長い間食べ物があれば、それだけ多くのデンプンが糖に分解されることになります。つまり、よく噛むと血糖値があがって満腹中枢が早めに刺激され、食べ過ぎを防ぐことができるのです。
もし、あまり噛まずに量だけ食べることになると、満腹中枢が刺激されるのに時間がかかり、結果、たくさん食べないと満足できないようになってしまいます。また、食事をすると体が熱くなりますが、これは食事誘発性体熱産生と呼ばれる反応で、1日の消費エネルギーの約10％をも占めると言われています。よく噛む事で、この熱産生が大きくなり、少量で満腹、代謝が促進され痩せるということになるのです。他にも、「噛む」ことで、脳が刺激されるなど色々な効用が指摘されています。食事のときはよく噛んで食べること。現代では食べ物が軟らかくなったせいか弥生時代の6分の1、第2次世界大戦前の2分の1しか噛んでいないと言われているそうですから。
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